2017/6/25 トリートメントとは? ~今度はコレの巻~

渡邊 マサノリ

毎回シャンプーを購入するのも・・・。

なので、次回からはトリートメントについて記事にしたいと思います。

以前にお伝えしたと思いますが、おさらいって事でトリートメントについて。

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トリートメントの主成分

トリートメントの主成分として用いられているものは主に

水 50~70%

油性成分 10~20%

カオチン界面活性剤 5%未満

その他の成分 10%未満

となっております。

 

油性成分」とはシリコーン・高級アルコール等の油性ベース剤になります。

シリコーンオイル(ジメチコン、シクロベンタシロキサンなど)

高級アルコール(セタノール・ステアリルアルコールなど)

この辺が代表的な「油性ベース剤」となります。

 

次にカオチン界面活性剤が配合されています。

これらは髪の柔軟剤とでもいいましょうか。

代表的な成分が(ベヘントリウムコロリド・セトリモニウムブロミド)

この辺が代表的な「カオチン界面活性剤」となります。

 

ここで着目したいのが「第4カオチン界面活性剤」です。

毛髪軟化、帯電防止など、しなやかに仕上げる成分。

洗剤で言うと柔軟剤。シャンプーで言うとリンス剤と言った所になります。

リンス、コンディショナーにはかなりの確率で配合されています。

ダメージを修復する成分がある訳ではなく、一時的に毛髪をサラサラにする為のコンディション目的とされています。

リンスは頭皮に付けない」と言うのも、この成分が配合されているからなんですよ!

長年使われている成分なので、トラブルが起きなかった方は問題なく使用できます。

ですが「第4級カオチン界面活性剤」は刺激が強いと言われ、コンディショニングのみの働き。

しかし、実際のところ、これが配合されていないトリートメントってほとんどありません。
よほど地肌への配慮がされているトリートメントじゃなければ難しいのかと・・・。

 

また、トリートメントの乳化が不安定になってしまったりと、処方上の理由が大きく関係しているのかと思います。
ですが、カオチン界面活性剤が多くても5%程度で、出来る事なら1%程度の配合なんかが最高かなと思います。

(ま~、そこまで細かくは記載されていませんが)

刺激になりうる成分だけに各社は配合量を最低限に留めて刺激を抑えているんですよ!

ま~、できるだけ前の方に書いてない事を祈りたいものです。

結果、シャンプーよりも敏感肌でなければ気にしないでOKです。
しかし、ススギが甘かったり積極的に皮膚に塗布をしたりするのはやめましょう!

あ~、今日も心地よい疲れです。

 



おしまい

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