2025/2/20 上下 〜動かす事ノ巻〜
髪は長くなればなるほどリーチが出てきます。
髭や眉などは短過ぎて動かす事は出来きませんよね!
刈り上げも短すぎて動かす事は出来きませんね。
髪質にもよりますが10〜15センチもあれば動きやすくなってきます。
一番動きやすいところはトップ(上部)になります。
トップの毛髪は前にも横にも後ろにも動いてくれます。
もちろん、生え方や頭の形によっては動きにくい場合もありますが下部よりは動いてくれます。
15センチの前の毛髪は頑張っても後頭部には行きませんからね。
流れや膨らみなど動きが欲しい時にドライヤーの熱風やアイロンの強熱が必要になります。
面倒な方には薬剤を使用して、無理やりパーマと言う工程を行って曲げたりします。
すると楽に髪を動かす事が出来ます。
また、ヘアースタイルにはオーバーとミドルとアンダーがあります。
考え方を簡単にするとオーバーとアンダーに分けると分かりやすいですね。
上下という事です。
こちらのゲストは少しづつショートから伸ばしています。
柔らかい質感ですね。
実はハリハリノ細毛です。
全てハンドブローで仕上げています。
ドライヤーの熱風がなければ出来ません。
高級ドライヤーだと風力が強く優しい熱量になるのでハンドで作るのは少し難しいかもしれません。
だからこそアイロンを使用するんですね!
2つ買えば何気に良い値段になります・・・。
ロングやミディアムなどの長さにリーチが出てくると二刀流が必要になってきます。
優しい強風で乾かしてから強い熱で曲げると素敵なヘアーが出来上がります。
さてカットラインの話になりますが上下で違う雰囲気になります。
これこそスタイリングとカット技法の融合です。
上の動きと下の動き。
意外にも同じようで違います。
今度は横の動きが必要になります。
実は全て繋がっているので複雑に感じるかも知れませんが自然と皆さんにも身に付いているんです。
少しだけ考え方を分割してみるとより良いスタイルが楽しめます。
まずは髪を動かす事が大事です。
道具に頼るもよし。
自分の技量を上げるもよし。
どちらも欲しいなら二つとも選べば更に幅が出てきます。
上下に左右に髪は動きます。
これらはカット技法だけでは出来ません。
動かす事はご自身です。
動かしやすくカットをする、動かしやすく解説するのが我々です。
更に髪を整える材料も必要ですね。
整髪料を付ける前に動かす事を実践してみてください。
老若男女問わずにご質問を頂けたら私たちがご説明させて頂きます。
鏡を見ている時間が楽しくなりますよとさ。
おしまい