2019/3/29 リニューアルしたオリジナル製品 sora・daichiが出来るまで
製作日数、2年半。
構想時間を入れると5年半。
ストーリー性を大事にした自社製品が出来るまでをご紹介します。
fatherの住む七ヶ浜へ足を運び、イメージを膨らませ、motherの住む三春へ足を運び、イメージを膨らませる。
イメージとストーリーを伝え、初めて出来たサンプルです。
色々なブランドの商品を見て、触って、沢山の美容室専売品を使用し、どこに近づけるのか模索します。シャンプーは従来のsoraとは違い、泡質、泡持ち、泡切れ、健康な毛髪の根元~中間部・ダメージ部分の毛先部分に同じ様な滑らかさを出す事にこだわりました。
香りの選別
何も無い所からのスタートです。自分が好きな香りを選ぶのは簡単です。海のエキスなので海の香り?流石に答えが出ません・・・。ならば宮城県(杜の香り)を連想しました。杜は木・葉・果実。精油を調合して出来た杜の香り。何度もテストをし、妥協をしない。福島県三春町はオーナーの育った土地。3つの春が来るので三春。だから3つの春の香りを調合しました。香りが完成しました。これには時間が掛かりました。
容器の選定
沢山ある容器・・・。悩みます。前回はポンプ式をチョイスしたが、長さや髪の量や皮脂量によって取る量は違います。ならば、自分流でもいいのかなと。トリートメントは可愛い感じにしたかったので、銀蓋のジャータイプを選びました。全てがゼロから始まるのから楽しい。ゲストの気持ちになり容器を選びました。
キャップの選定
こちらも沢山のキャップがあり、迷ってしまいます。ゲストにどの様に使ってもらいたいかを考えました。ボトルとのデザインの関係も考えて選びました。オリジナル商品を作るまでには相当な時間を要します。皆さまに使って頂きたい一心です。
ラベルデザイン1
3つの春のエキス。春の香り。何度も検討しました。デザイナー様との打ち合わせにも2年の月日を掛けました。商品だけではなく、移転先のサロンの雰囲気に合う様に何度も繰り返しテストを重ねました。
ラベルデザイン2
いよいよ、ラベルデザインも最終段階に入って来ました。迷いが出てきます。香りも個人差があります。スタッフ、家族、ゲストへどれが良いか聞きました。最後はオーナーと娘の意見が一致した。スタッフも同じ意見でした。ラベルが完成しました!
基材の完成です
シャンプーのテストは36回。トリートメントのテストは42回。ここまで来るのに2年の月日を要しました。シャンプーの成分には7つの海洋成分エキスを配合しました。トリートメントの成分には3つの春のエキスを配合しました。宮城県のエキスと福島県のエキスを入れる事で東北に残せる物を作りたかった。ストーリーは大事にしたかった。
商品の作成
無菌室での作業。緊張感があります。工場の方とも何度も打ち合わせをしました。関東では一番大きな企業に依頼をしたので、ご安心ください。
商品の最終テスト
出来あがって来た商品を1つ1つ専門家がテストをします。ここまで見せる事が出来るのは商品に自信があるからです!stadiumの想いは工場の方々にも伝わっています。ゲストの元へお出しするには、ここまでコダワリを持ち提供をしております。
完成です!
stadiumのオリジナル商品シャンプー sora ~father~トリートメント daichi ~mother~メディアにも紹介された自信作です。皆さまに愛される商品を作りました。