2024/5/16 中盤 〜新潟の陣ノ巻〜
さてさて、中盤の記事になります。
3部作の長編作品になっていると言うことは、相当に思い出深いって事です。
ホテルに到着をし、荷物を置いたら我輩は母親を連れて急いでロビーラウンジに向かいます。
どうやら飲み放題らしい(笑)
酒を1杯、2杯、3杯、4杯・・・。
底が見えて来ません。
ラウンジで母親の爪を見たらセンスを感じた。
偶然にもマーブルチョコと同じ色でした。
これを母親のネイルとコラボするのが我輩の脳みそです。
ね。
シワシワの手。
ずっと見守ってくれた手、ずっとお世話をしてくれていた手。
この手で我輩は育てられた。
何かを言われて育った記憶はない。
自由に育てられた。
幼少の頃から父親は仙台での生活で一緒に食事すらした記憶はなく、夕方の17:30に母親は仕事で居なくなります。
一緒に居た時間は朝と夕方の2時間程度。
母親は二日酔いで寝ている事も多々あり(笑)
一緒に居れる時間が幼少から少なかったからこそ今の時間を過ごしていたいと思っている。
悔しいがラウンジで見る景色は曇り空です。
「仕方ないよ、こうやって一緒に日本海を見れるだけで幸せじゃん」
「そうね、ありがとね、マサノリ」
仕方なく二人で風呂です。
風呂上がりに一人でラウンジでアルコールを注入です。
お?ワンチャン夕日出るんじゃね?
10秒、20秒・・・。
夕日になった。
我輩、一気飲みっス(笑)
ダッシュで部屋に戻ると母親はベランダで夕日を見ていた。
これを親孝行と言う。
やはり我輩、持っていた。
遠い遠い新潟県まで足を運んで良かった。
ここで働いてる方々にも感謝しかない。
日が沈んでいく。
時は誰にも止められない。
日は沈んでいく。
時は誰にも止められない。
この景色は親子の絆です。
子育ても終わり、孫育ても終わり。
残りの時間は、どんな景色を見るのだろうか。
「何でも言ったもん勝ちだよ」って伝えた。
我輩も子育ても数年で終わる。
それまでは母親に時間を費やそう。
その後は妻との長い時を費やそう。
全てに優先順位がある。
新潟の陣は思い出深い時間でしたとさ。
おしまい