2023/4/2 舎弟 〜恩義の極意ノ巻〜
人は人によって成長をして、さらに大人になる。
先日、我が舎弟がきた。
久しぶりにハサミを入れた。
相変わらず素敵な舎弟だった。
ぶっきら棒で、淡々と話すくせに、恩義だけは人一倍強い舎弟。
もう30歳になるんだな〜って話していた。
出会ってから12年ですか・・・。
そりゃ吾輩はオジサンですわ(笑)
何も話せない極端な性格は今でも覚えている。
時が進むに連れ、新しい仲間と出会う。
何となく話せるように変わってくる。
時が進むに連れ、また新しい仲間と出会う。
少しづつ自分を出せるように変わってくる。
時が進むに連れ、また新しい仲間と出会う。
少しづつ吾輩の想いを伝えるように変わってくる。
「ヒラ氏」が来た。
サロンを離れても定期的に吾輩の元へくる。
「マイちゃん」も同じです。
人が変わって、空気感が変わっている事を嬉しく思い、新しいスタッフへ声をかけてくれる。
勿論、美容師目線で聞いたり、答えたりする。
感謝です。
素敵な先輩の「マイさん」に出会い、色々な事を相談して、一緒に大人になった。
素敵な先輩の「エビ氏」に出会い、美容の奥深さを共有して、色々な事を相談して、一緒に大人になった。
この3人の関係は生涯変わることはないだろう。
年が同じだったり、年が近かったり。
言わば3人は同世代です。
仲が良くても、相手の事を尊敬しているからこそ敬語を使い、相手の発言に対して真剣に、純粋に向き合う。
全ては自分本位で話すのではなく、相手の立場になって話すが大事。
若い頃は自分本位で話す事が多くなりがちです。
少しづつ経験をすると、相手の事を考えて話すようになる。
勿論、ブツカル事もあるでしょう。
それでも相手の事を掘り下げて考えると、ありがとうに変わる。
自分のワガママではなく、相手の事を考えて言ってくれる事は愛情があるからこそ。
言わなくなったら・・・。
恩義は一般的に言うと、目上の方から教えて頂いた事になりがちですが、吾輩は離れた歳の人にも感じます。
言われて気がつく事も沢山あります。
それは相手の事を心底、想っているからこそです。
人に対して何ができるのか、人に対して何を伝えられるのか。
恩義は過ぎてからでは遅いね。
今を自分らしく生きる、相手の事をリスペクトして生きる。
それが恩義の極意でしたとさ。
おしまい